2008年08月01日
19:00 開場 19:30 開演
¥2000+1ドリンク
大豆鼓ファーム、ダニーバヌーロダンスシアター、渋さ知らズオーケストラの踊り手として経歴を同じくする2人によるソロ作品公演。2本立て3日間。
月のマン
作/松原東洋
Jose Garcia(ホセ ガルシア)
踊り/古谷充康
音楽/清水博志
問合せ
SOLTOYO@Yahoo.co.jp
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2008年08月02日
19:00 開場 19:30 開演
¥2000+1ドリンク
大豆鼓ファーム、ダニーバヌーロダンスシアター、渋さ知らズオーケストラの踊り手として経歴を同じくする2人によるソロ作品公演。2本立て3日間。
月のマン
作/松原東洋
Jose Garcia(ホセ ガルシア)
踊り/古谷充康
音楽/清水博志
問合せ
SOLTOYO@Yahoo.co.jp
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2008年08月03日
19:00 開場 19:30 開演
¥2000+1ドリンク
大豆鼓ファーム、ダニーバヌーロダンスシアター、渋さ知らズオーケストラの踊り手として経歴を同じくする2人によるソロ作品公演。2本立て3日間。
月のマン
作/松原東洋
Jose Garcia(ホセ ガルシア)
踊り/古谷充康
音楽/清水博志
問合せ
SOLTOYO@Yahoo.co.jp
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2008年08月06日
lopen 19:00
¥1500+drink¥500
「oraspmantle」
presented by 谷保典/yasunori tani and 井上泰信/taishin inoue
mantle musicsを主宰し、loop-lineにてイベント[the sessions]をオーガナイズしているギタリスト谷保典と、電子音楽イベント[orasp]を主宰する井上泰信による共同企画。
フランスからエレクトロニカアーティストのxtronics(POS-K records)とdrum pixcel(POS-K records)が来日!
今回のテーマは電子音楽と即興音楽の邂逅。もはや「電子音楽」と言っただけでは何を指し示しているかすら分からないくらいに広範囲に広がる電子音楽の垣根や国境を超えて、それぞれの生活環境の違いから生じる音楽を展開する。
info/ticket reservation info@oraspmantle.mail-box.ne.jp
■xtronik(pos-k)
■drumpixhel(pos-k)
■dar
■taishin inoue(orasp)
■XTRONIK (POS-K records9
http://www.xtronik.fr
http://pos-k.com
ミュージシャンでありエレクトロ・パフォーマーであるXTRONIKは、
エレクトロニカとデジタルテクスチャーとの間を揺れ動くエレクトロ・ミュージックを構築。
分裂と非分裂の巧みな統合が産み出すミニマルなメロディーで区切られた機械的なアンビエントを背景に、ブリープ音とノイジーなパーカッションが激しくぶつかり合う。彼の多様な音楽的実験は、これまで映像・造形・グラフィック・絵画・舞踏・舞台演出の作家などとのコラボレートも実現させた。彼はパリ出身のミュージックレーベル『POS-K records』の主要な現役メンバー・創設者の一人でもある。
■DRPXH electric break.(POS-K records)
http://myspace.com/drumpixhel
http://pos-k.com
プログラミングされたマシーンにおける人間化されたメロディーのハードなミックス。シンプルなビートの往復とサイケデリックなドラムのオン・オフ。それらのサウンドは飽和状態を箱につめ、ミニマルなサウンドとしてアンバランスな快適さを我々に与える。
一般的に音楽的トリップが瞑想を呼び起こすというのであれば、DRPXHのサウンドが近く可能な「偶然の不完全性」をリピートさせ、倍加されるエフェクトによって更にbuzz音を増大させていく「バイナリ・ランドスケープ」に我々をうざない、新たに構築されるサウンドテクスチャーを体感させる。
■dar
http://myspace.com/darjapan
ギターはコンピュータの自由度に、コンピュータはギターの手にそれぞれ近づいて行く。
□guitar 谷保典 http://mantlemusics.jp □laptop 滝山聖士 http://iainukiki.jp
■taishin inoue(orasp)
精神の循環による音と響きのバトンタッチは月と太陽の、言葉と行為のそれと似ている。複数の歴史を内包した像、創造と反応の連鎖が終わることは無く、その有様を眺めながら感応する事も環を成す点としての生活者への贈り物であろう。未来永劫、在るべき時へ還す為の苦楽と共にありがとう。
http://www.myspace/taishininoue http://taishininoue.com
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2008年08月07日
開場 19:00 / 開演 19:30
前売り2000円、当日2300円(ドリンク別オーダー)、当日精算
予約:hearrings@gmail.com、または03-5411-1312(loopline)まで。
〜improvisation〜
山内桂ソロ
山内桂、秋山徹次デュオ
中村としまる、吉村光弘デュオ
サックス奏者、山内桂の冒険作「祝子」
(h)ear ringsは、日本を代表するサックス奏者でもあり、いまや世界中から注目を集める大分在住の音楽家山内桂の、自身のレーベルから3枚目のオリジナル・アルバムとなる、サックス・アンサンブルによるCD「祝子(houri)」の発売を記念し、ささやかなリリース・パーティーを企画しました。
山内桂は国内外を問わず、即興演奏の最前線で活躍する演奏家です。近年は日本はもとより、ヨーロッパ、アメリカなどでも数多くの演奏を行い、じわじわとその音楽が口コミで広まり、新たなファン層を世界中に拡大しています。
山内桂の「salmo sax(サルモ・サックス)」は、salmo(サケ)が母川に回帰するように、遠い太古の記憶の音に耳を澄ますことで、常に音の原点への回帰を目指しています。今を生きる人々の身体や細胞への融和と浸透によってコミュニケーションする、一見抽象的でどこにもない音は、実はとても具象的で、その音色は静かに波紋を広げ続けています。その音楽を一言で述べるのであれば、そこにはある種の「祈り」にも似たようなところがあるのかもしれません。
本公演では、山内桂の真骨頂である即興演奏を中心としたプログラム(8月7日)と、CD「祝子」の内容に即して、山内のオリジナル曲をサックス・アンサンブル用にアレンジした、サルモ・サックス・ワールドによるプログラム(8月10日)で、それぞれゲストとサックス・アシスタント2名を交えて、2日間に渡ってお送りいたします。
さらなる円熟した深みと新たな地平に立ち向かう、山内桂の音楽に触れることができるこの絶好の機会に、ぜひともご来場いただきたいと思います。
山内桂
salmosax ensemble 『祝子』
KATSURA YAMAUCHI 『houri』
SFA003
\ 2100 (tax incl.)
2008 August on sale
more info : salmo sax(http://salmosax.com/)
山内桂
1954 年大分県別府市生まれ。大分市在住。松山の大学でサックスと即興演奏を始め、内外のさまざまなミュージシャンと共演する他、作曲も行う。また並行して、ミルフォード・グレイブス、ハン・ベニンク、デレク・ベイリー、トリスタン・ホンジンガー等の初来日松山公演を主催、あるいは関わる。以後通算23年半を会社員として過ごす傍ら、地方都市で自主的な音楽活動を続け、即興演奏や自己のグループで活動、自身の音楽を磨く。'02年10月以降音楽活動に専念し、'03年ソロCD「SALMO
SAX」(Salmo Fishing
Association)を発表。いちやく注目を集める。'06年、フランスを代表する即興演奏家、ソプラノ/
ソプラニーノ・サックス奏者のミッシェル・ドネダとのデュオCD「La Drache 白雨」(Improvised Music from
Japan)を発表。'07年、2枚目のソロ・アルバムとなるCD「Patiruma (波照間) 〜Salmo Sax 2〜」(Salmo
Fishing Association)を発表。またTomas Korber、Christian WeberとのCD「Signal to
Noise Vol.2」(For 4
Ears)を発表。同シリーズVol.4にも参加。世界中に新たなファン層を獲得。'08年8月、学生の頃から現在までの自作曲を18曲選んだ、新たな出発点ともいえるサックス・アンサンブル(多重録音)による、宮崎の祝子川をテーマに撮った写真のアルバム18頁を挿む、CD「祝子(houri)」を発表。
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2008年08月08日
両日共open19:00・start19:30
料金:両日予約¥3800
予約¥2000/当日¥2200(ドリンク別オーダー)
予約は、メールでも受け付けております。info@loop-line.jp
杉本拓 taku sugimoto
宇波拓 taku unami
志水児王 jio shimizu
角田俊也 toshiya tsunoda
1:角田コンポジション実演 (詳細未定) 約30分
(パフォーマー:3人か全員による。照明暗め)
2:宇波コンポジション実演 (詳細未定) 約30分
3:志水ライブ・インスタレーション実演
(暗転、レーザー+ガラス容器)約20〜30分
4:杉本コンポジション実演 (詳細未定) 約30分
志水氏には遠征準備中でありながら無理を言ってレーザー光線+ガラス容器(簡易型)をやっていただきます!
http://www5.famille.ne.jp/~jshimizu/3listpage.html
「出会いについて」 角田俊也
グルジェフに「注目すべき人々との出会い」という題の著作がありますが、今回私が企画するこのイベントはまったく関係ありません。文字通りの意味です。私がそう感じる杉本、宇波、志水の3人は、他人から見ると何を追求しているのか分かりにくいかもしれません。しかしその分かりづらさは観客側にも半分原因があるようです。たいていの観客は初めて眼にするものにも、何かお約束のようなものを欲し、それが得られるのを待っています。パンチもなければフックもない、何がボケでツッコミなのかも判然としないような、パフォーマンスに観客が立ち去るだけならまだましで、場合によっては怒りの感情を刺激し、特に海外では、ピーナッツからサッカーボールまでステージに投げつけられたことがあるそうです。実験シーンの動向に詳しい者なら杉本と宇波が現在、作曲を中心とした演奏活動を繰り広げていることをご存知だと思います。しかしそれは単純な意味の作曲作業ではありません。杉本の音楽に注目してみましょう。彼は音楽それ自体がすでに関係している事象を取り上げ、音楽の意味を検証する作業を続けていることが分かるでしょう。しかし未だに誤ったレッテルを貼ろうとする人間が多いようです。このことは宇波に対しても同様です。彼はHOSEを筆頭にいくつものや楽団と関わり、ややポップな世界にも顔を出していますが、そこにはソロ名義と同じように、音楽のモードを越え、演奏の可能性を常に追求していることが理解できるはずです。志水と私はかつてWrkというレーベルで一緒に活動していました。彼の昨今のレーザーを使った作品は圧倒的なものがありますが、決してテクノロジー・アートのようなものを目指しているのではありません。彼は一貫して物事の周期運動や瞬間の姿に関心を寄せているのです。私自身もフィールド録音のCDを様々なレーベルから発表していますが、フィールド録音そのものにはあまり興味がなく、私たちが景色という言葉で呼んでいるような空間と時間の広がりとその意味に関心を持っています。眼の前にぶら下がっている特定のイメージだけを理解しようとしていては、彼らが本当に追求しているコンセプチュアルな側面は見えてきません。3人の活動それぞれをよく知る私としては、美術の人間には杉本、宇波を、音楽の人間には志水の作品を紹介したいという欲求がありました。これを実現するのが今回のイベントです。さてここで私自身の3人との出会いを書いてみようと思います。杉本拓の名前は2000年前後に巷でよく聞きました。私がようやく入手したのはHatHutから出されたソロ・アルバムでした。購入してしばらくたってから、突然私の家に杉本から電話がかかってきました。来日したKevin Drummが私と話をしたいということで、電話を取り次いでくれたのが最初 の出会いでした。本人に直に会うのはその5年くらい後になります。浅草の画廊でウィーンから来たBluBluというバンドとのライヴの際でした。杉本の演奏は突然画廊の雑踏の中で始まりました。深々とペグをかましたフルアコをペンペンペンと3、4回単音を弾いたかと思うとそのまま動かない。最初私はチューニングのような準備作業だと思っていましたが、さっきまで読んでいた文庫本は閉じられているし、険しい表情でギターを抱えながらじっと時計を見ているようなので、「もう演奏してるんですか?」と同席していた中村としまるに訊ねると「あの顔は演奏中だ」という返事でした。画廊にいた人々は徐々に演奏が始まっていたことに気づき、少しずつ静かになったものの、杉本はじっと動かない。重苦しい沈黙。今思えばプリンキピア・スギマティカの実演中だったと分かりますが、私は、この人は我々がやっていたインスタレーションを人力でやっているのだろうかと思い、内心非常に驚きました。ギターの音は小さかった。後で「アンプのボリュームはゼロでした」と言って笑っていたので、色々と質問したくなりましたがすでに画廊は飲み会状態。野暮なことは止めて一緒に馬鹿話で盛り上がりました。宇波拓と初めて会ったのはオフサイトの2階でした。オーナーの伊東が私のことを紹介すると、彼は私のCDをディストリビュートさせてほしいと話をしてきました。私の第一印象は実験音楽を普及させようという意識の強い若者に見えましたが、その10数分後には濃い目のプログレ談義となり、一緒にアフター・ディナーのセカンドのイントロを口ずさんだりして打ち解けました。しかし自身の企画「服部カーニバル」のDMの、サンタの服を着て宙を舞うビンラディンのイラストを見て、笑っている姿に少々戸惑いも感じました。その数年後、宇波のマンションに遊びに行った時にヒバリやスラブのCDをたくさん聞かせてもらい、ようやく彼らが何をしようとしているのかはっきりと理解できたのでした。それまで彼らの音源はネットのmp3で聴いていましたが、ネットの片手間ではその意図までは分かるはずがありません。志水児王との出会いは大学受験時代まで遡ります。都内の画塾でのこと。彼は現役生でしたが、その無愛想な風貌、達者な描写力に我々浪人勢は一体奴は何者だろうと、少々警戒していました。ある時彼は、誰も普通は使わない、実在感を欠いたような黄緑色を使ってモチーフの石膏像を描いていました。指導講師に説明を求められると、石膏像がすっとそこに立っている感じを出したい、というようなことをおどおどとしゃべりだし、その様子が滑稽で、緊張がとけた私は爆笑して、すぐさま話かけにいきました。その後、お互い同じ大学に入ったものの、制作を共にするまでには至りませんでした。あれは確か彼の初の個展だったと思います。実に渋かった。地下にある画廊。暗転の会場中央に台があり、そこにレコード・プレイヤーが置かれている。レコードは自身が工場で切ってもらった1本溝ループのアセテート盤。そして盤上には何と水銀が一面たっぷり乗っており、そこに針が下ろされゆらゆら映りこんだ像を揺らしながら小さな歪んだ音を流していました。作品の要素はそれだけではありません。画廊の壁に展示のためにビスやネジによって開けられた穴の深さをすべて計り、その平均の深さの穴をいくつか壁に開けてあったらしいのです。真っ暗の会場、それがどこにあるかは表示されていません。また壁に自分の掌を撮った大きな写真が2枚画鋲で止めてありましたが、それは自身が設定した時間周期で一定時間毎に壁面上を少しずつ移動させていたそうです。ちょうどWrkを立ち上げようとしていた時で、私は喜んで一緒に活動しようと話を持ちかけました。 2日に渡るこのイベントでは各々の作家が仕組んだ構成作品を実演するものになる予定です。そこにはインパクトを狙ったハプニングの類は存在しません。予定調和とも無縁です。そこで行なわれたことが、そのようであること自体を問うようなものになるでしょう。まずはこれらの注目すべき人々に出会うことが重要です。もしかしたらさっぱり腑に落ちない体験をするかもしれません。しかし、そもそも私と彼らがそうであったように、出会いとはそういうものなのでしょう。そこから何かが始まるのです。ひとつ特記すると、志水はこの後、9月から始まる釜山ビエンナーレに出品後、デンマークを制作の拠点とします。イベント2日目には、彼が制作してきた興味深い作品映像をスライド上映しながらトークの時間を持ちます。これは杉本、宇波の演奏を知る者にも大いに刺激を得られることと思います。是非、両日共足をお運びください。
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2008年08月09日
両日共open19:00・start19:30
料金:両日予約¥3800
予約¥2000/当日¥2200(ドリンク別オーダー)
予約は、メールでも受け付けております。info@loop-line.jp
杉本拓 taku sugimoto
宇波拓 taku unami
志水児王 jio shimizu
角田俊也 toshiya tsunoda
9日(土)
1:4人全員による同時発生型演目。
70分強。「三太コンサート」のような形です。
2:志水作品スライド+トーク(約1時間)
「出会いについて」 角田俊也
グルジェフに「注目すべき人々との出会い」という題の著作がありますが、今回私が企画するこのイベントはまったく関係ありません。文字通りの意味です。私がそう感じる杉本、宇波、志水の3人は、他人から見ると何を追求しているのか分かりにくいかもしれません。しかしその分かりづらさは観客側にも半分原因があるようです。たいていの観客は初めて眼にするものにも、何かお約束のようなものを欲し、それが得られるのを待っています。パンチもなければフックもない、何がボケでツッコミなのかも判然としないような、パフォーマンスに観客が立ち去るだけならまだましで、場合によっては怒りの感情を刺激し、特に海外では、ピーナッツからサッカーボールまでステージに投げつけられたことがあるそうです。実験シーンの動向に詳しい者なら杉本と宇波が現在、作曲を中心とした演奏活動を繰り広げていることをご存知だと思います。しかしそれは単純な意味の作曲作業ではありません。杉本の音楽に注目してみましょう。彼は音楽それ自体がすでに関係している事象を取り上げ、音楽の意味を検証する作業を続けていることが分かるでしょう。しかし未だに誤ったレッテルを貼ろうとする人間が多いようです。このことは宇波に対しても同様です。彼はHOSEを筆頭にいくつものや楽団と関わり、ややポップな世界にも顔を出していますが、そこにはソロ名義と同じように、音楽のモードを越え、演奏の可能性を常に追求していることが理解できるはずです。志水と私はかつてWrkというレーベルで一緒に活動していました。彼の昨今のレーザーを使った作品は圧倒的なものがありますが、決してテクノロジー・アートのようなものを目指しているのではありません。彼は一貫して物事の周期運動や瞬間の姿に関心を寄せているのです。私自身もフィールド録音のCDを様々なレーベルから発表していますが、フィールド録音そのものにはあまり興味がなく、私たちが景色という言葉で呼んでいるような空間と時間の広がりとその意味に関心を持っています。眼の前にぶら下がっている特定のイメージだけを理解しようとしていては、彼らが本当に追求しているコンセプチュアルな側面は見えてきません。3人の活動それぞれをよく知る私としては、美術の人間には杉本、宇波を、音楽の人間には志水の作品を紹介したいという欲求がありました。これを実現するのが今回のイベントです。さてここで私自身の3人との出会いを書いてみようと思います。杉本拓の名前は2000年前後に巷でよく聞きました。私がようやく入手したのはHatHutから出されたソロ・アルバムでした。購入してしばらくたってから、突然私の家に杉本から電話がかかってきました。来日したKevin Drummが私と話をしたいということで、電話を取り次いでくれたのが最初 の出会いでした。本人に直に会うのはその5年くらい後になります。浅草の画廊でウィーンから来たBluBluというバンドとのライヴの際でした。杉本の演奏は突然画廊の雑踏の中で始まりました。深々とペグをかましたフルアコをペンペンペンと3、4回単音を弾いたかと思うとそのまま動かない。最初私はチューニングのような準備作業だと思っていましたが、さっきまで読んでいた文庫本は閉じられているし、険しい表情でギターを抱えながらじっと時計を見ているようなので、「もう演奏してるんですか?」と同席していた中村としまるに訊ねると「あの顔は演奏中だ」という返事でした。画廊にいた人々は徐々に演奏が始まっていたことに気づき、少しずつ静かになったものの、杉本はじっと動かない。重苦しい沈黙。今思えばプリンキピア・スギマティカの実演中だったと分かりますが、私は、この人は我々がやっていたインスタレーションを人力でやっているのだろうかと思い、内心非常に驚きました。ギターの音は小さかった。後で「アンプのボリュームはゼロでした」と言って笑っていたので、色々と質問したくなりましたがすでに画廊は飲み会状態。野暮なことは止めて一緒に馬鹿話で盛り上がりました。宇波拓と初めて会ったのはオフサイトの2階でした。オーナーの伊東が私のことを紹介すると、彼は私のCDをディストリビュートさせてほしいと話をしてきました。私の第一印象は実験音楽を普及させようという意識の強い若者に見えましたが、その10数分後には濃い目のプログレ談義となり、一緒にアフター・ディナーのセカンドのイントロを口ずさんだりして打ち解けました。しかし自身の企画「服部カーニバル」のDMの、サンタの服を着て宙を舞うビンラディンのイラストを見て、笑っている姿に少々戸惑いも感じました。その数年後、宇波のマンションに遊びに行った時にヒバリやスラブのCDをたくさん聞かせてもらい、ようやく彼らが何をしようとしているのかはっきりと理解できたのでした。それまで彼らの音源はネットのmp3で聴いていましたが、ネットの片手間ではその意図までは分かるはずがありません。志水児王との出会いは大学受験時代まで遡ります。都内の画塾でのこと。彼は現役生でしたが、その無愛想な風貌、達者な描写力に我々浪人勢は一体奴は何者だろうと、少々警戒していました。ある時彼は、誰も普通は使わない、実在感を欠いたような黄緑色を使ってモチーフの石膏像を描いていました。指導講師に説明を求められると、石膏像がすっとそこに立っている感じを出したい、というようなことをおどおどとしゃべりだし、その様子が滑稽で、緊張がとけた私は爆笑して、すぐさま話かけにいきました。その後、お互い同じ大学に入ったものの、制作を共にするまでには至りませんでした。あれは確か彼の初の個展だったと思います。実に渋かった。地下にある画廊。暗転の会場中央に台があり、そこにレコード・プレイヤーが置かれている。レコードは自身が工場で切ってもらった1本溝ループのアセテート盤。そして盤上には何と水銀が一面たっぷり乗っており、そこに針が下ろされゆらゆら映りこんだ像を揺らしながら小さな歪んだ音を流していました。作品の要素はそれだけではありません。画廊の壁に展示のためにビスやネジによって開けられた穴の深さをすべて計り、その平均の深さの穴をいくつか壁に開けてあったらしいのです。真っ暗の会場、それがどこにあるかは表示されていません。また壁に自分の掌を撮った大きな写真が2枚画鋲で止めてありましたが、それは自身が設定した時間周期で一定時間毎に壁面上を少しずつ移動させていたそうです。ちょうどWrkを立ち上げようとしていた時で、私は喜んで一緒に活動しようと話を持ちかけました。 2日に渡るこのイベントでは各々の作家が仕組んだ構成作品を実演するものになる予定です。そこにはインパクトを狙ったハプニングの類は存在しません。予定調和とも無縁です。そこで行なわれたことが、そのようであること自体を問うようなものになるでしょう。まずはこれらの注目すべき人々に出会うことが重要です。もしかしたらさっぱり腑に落ちない体験をするかもしれません。しかし、そもそも私と彼らがそうであったように、出会いとはそういうものなのでしょう。そこから何かが始まるのです。ひとつ特記すると、志水はこの後、9月から始まる釜山ビエンナーレに出品後、デンマークを制作の拠点とします。イベント2日目には、彼が制作してきた興味深い作品映像をスライド上映しながらトークの時間を持ちます。これは杉本、宇波の演奏を知る者にも大いに刺激を得られることと思います。是非、両日共足をお運びください。
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2008年08月10日
開場 19:00 / 開演 19:30
前売り2000円、当日2300円(ドリンク別オーダー)、当日精算
予約:hearrings@gmail.com、または03-5411-1312(loopline)まで。
〜salmosax ensemble〜
山内桂
ソロ & アンサンブル
サックスアシスタント:堀米千恵(アルトサックス)、竹本有華(アルトサックス)
サックス奏者、山内桂の冒険作「祝子」
(h)ear ringsは、日本を代表するサックス奏者でもあり、いまや世界中から注目を集める大分在住の音楽家山内桂の、自身のレーベルから3枚目のオリジナル・アルバムとなる、サックス・アンサンブルによるCD「祝子(houri)」の発売を記念し、ささやかなリリース・パーティーを企画しました。
山内桂は国内外を問わず、即興演奏の最前線で活躍する演奏家です。近年は日本はもとより、ヨーロッパ、アメリカなどでも数多くの演奏を行い、じわじわとその音楽が口コミで広まり、新たなファン層を世界中に拡大しています。
山内桂の「salmo sax(サルモ・サックス)」は、salmo(サケ)が母川に回帰するように、遠い太古の記憶の音に耳を澄ますことで、常に音の原点への回帰を目指しています。今を生きる人々の身体や細胞への融和と浸透によってコミュニケーションする、一見抽象的でどこにもない音は、実はとても具象的で、その音色は静かに波紋を広げ続けています。その音楽を一言で述べるのであれば、そこにはある種の「祈り」にも似たようなところがあるのかもしれません。
本公演では、山内桂の真骨頂である即興演奏を中心としたプログラム(8月7日)と、CD「祝子」の内容に即して、山内のオリジナル曲をサックス・アンサンブル用にアレンジした、サルモ・サックス・ワールドによるプログラム(8月10日)で、それぞれゲストとサックス・アシスタント2名を交えて、2日間に渡ってお送りいたします。
さらなる円熟した深みと新たな地平に立ち向かう、山内桂の音楽に触れることができるこの絶好の機会に、ぜひともご来場いただきたいと思います。
山内桂
salmosax ensemble 『祝子』
KATSURA YAMAUCHI 『houri』
SFA003
\ 2100 (tax incl.)
2008 August on sale
more info : salmo sax(http://salmosax.com/)
山内桂
1954 年大分県別府市生まれ。大分市在住。松山の大学でサックスと即興演奏を始め、内外のさまざまなミュージシャンと共演する他、作曲も行う。また並行して、ミルフォード・グレイブス、ハン・ベニンク、デレク・ベイリー、トリスタン・ホンジンガー等の初来日松山公演を主催、あるいは関わる。以後通算23年半を会社員として過ごす傍ら、地方都市で自主的な音楽活動を続け、即興演奏や自己のグループで活動、自身の音楽を磨く。'02年10月以降音楽活動に専念し、'03年ソロCD「SALMO
SAX」(Salmo Fishing
Association)を発表。いちやく注目を集める。'06年、フランスを代表する即興演奏家、ソプラノ/
ソプラニーノ・サックス奏者のミッシェル・ドネダとのデュオCD「La Drache 白雨」(Improvised Music from
Japan)を発表。'07年、2枚目のソロ・アルバムとなるCD「Patiruma (波照間) 〜Salmo Sax 2〜」(Salmo
Fishing Association)を発表。またTomas Korber、Christian WeberとのCD「Signal to
Noise Vol.2」(For 4
Ears)を発表。同シリーズVol.4にも参加。世界中に新たなファン層を獲得。'08年8月、学生の頃から現在までの自作曲を18曲選んだ、新たな出発点ともいえるサックス・アンサンブル(多重録音)による、宮崎の祝子川をテーマに撮った写真のアルバム18頁を挿む、CD「祝子(houri)」を発表。
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2008年08月16日
open/18:00
start/ 18:30
charge/ 500yen (including one drink)
act
adonis flaccida
浮遊系エレクトロニカ・ガールズユニット
www.myspace.com/arcellipse
ケイケイケイ
即興打ち込みヒップホップ歌謡ショウ
nu-jazz session(2)
electronica:jazz:funk:old school
xo
manatohayasi@gmail.com
-756
7∪56∴7∩56=-756(+α)
多摩美術大学で、様々な活動を行っているアーティスト達。
分野を超えた表現者達がユニットをテーマに、新しい音楽体験を求める実験的一
夜。
音響×映像×パフォーマンスの新たな可能性を目指す。
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2008年08月19日
open 18:30 start 19:00
charge 1500yen(ドリンク付)
出演:
Rocket Son
KD69
亀田真司
woo!far
大城真
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2008年08月22日
20:00〜22:00
ドリンク代 ¥500より
今回も、今までに紹介した回路が完成しなくて困惑している人、独自の回路を作りたい人等に向けての個別徹底指導を行います。
当日配線してもよし、制作してみた回路を持ってきてもよし、アキバで探し出したセンサの使い方がわからないなど、参加者全員で協力し合って動作するようにしよう!
他人の失敗やミスは決して他人事ではありません。
・ICを使って音の出るものをつくろう
技術的な細かいことはとりあえず無視、しかし最低限、壊れないものを制作できる知識、技術を身に付けよう。電気回路は意外といい加減なものです。ポイントさえ押さえれば、それなりに動作してくれますし、壊れることもありません。専門書には高性能を満足するために必要な多くの内容が記載されていますが、本講座では最低限の動作と故障しないための必要な情報だけを取り上げます。
電気回路を製作してみたが動作しなくて困っている方、こんなことをしたいのだがどうしたらいいのか分からない方等の個別質問も、分かる範囲でお答えします。
講座対象者
・音楽、美術等の芸術活動で、エレクトロニクス技術を使用中、または使用予定の方
・小学生レベル以上の電気的な知識を有する方(電圧、電流、抵抗をなんとなく理解している方)
・電気回路図を見て何とか配線できる方
はじめての方も気楽にご来場ください。
まずは簡単なLED点滅回路の説明からします。部品購入についても、講師または講座参加者の協力を得ることができます。
講師 鈴木學
http://www.geocities.jp/ijnsz/index.html
プロフィール
東京工業大学大学院卒
2000年、エレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それを使った即興演奏等の活動を開始。アナログ発振器、デジタル音源、マイコン、MIDI、無線機器を応用した作品を制作。音楽家らかの受託制作も行う。
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2008年08月24日
open 18:30 start 19:00
charge 2000yen(ドリンク付)
出演:
大城真
繭(maju)
山崎昭典
■大城真
1978年、沖縄生まれ。
ビデオカメラ、CDプレイヤー等の電子機器から鉄板まで様々な素材もとに制作した演奏・作曲のための楽器や道具を使ったライブパフォーママンス、またそれに平行して音/物体の振動と光の干渉に焦点をあてたインスタレーション作品の制作等の活動を行っている。
現在は坂本拓也、中村修とのaudio/visualユニットanalogicでも活動中。
■繭 Maju
細海魚(ホソミサカナ)によるユニット。1997年頃よりオーストラリアのノイズ/アンビエントレーベルEXTREMEより5枚のリリースがある。他、neina名義でMille Plateauxより"formed verse","subconsciousness"の2枚のリリース。
また同名レーベルのコンピレーション"click + cuts"やplopのコンピレーション"micro blue"に参加。Ekkehard EhlersのRemixなども手がける。またhosomi名義ではCommune Discから"open silence"をリリースしている。
キーボード、アレンジ、トラックメイキング、作曲、リミックスなどで、新居昭乃、minakumari、mi-gu、sawako、aen、恩田晃、ツジコノリコなどその他アーティストとのコラボレーション多数。
■山崎昭典
京丹後市丹後町在住。
2001-2003年にかけて鈴木昭男氏のアシスタントとして、ベルリン、ロンドンでの公開制作やCD制作に携わる。2005年にギター・ソロによるアンビエント作品CD『RED FIELD』をインディーズ・レーベルHORENより発表。イギリスの評論家/音楽家、デヴィット・トゥープ氏がライナー文を寄稿し、英国音楽誌WIREにも掲載され注目される。これまでにロンドン、ソウルでの海外公演及び日本各地で演奏活動を行っている。
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2008年08月26日
19:30開場 20:00開演
2200円+ドリンク
しばてつ (slide whistle)
イトケン (percussion)
作曲:しばてつ、杉本拓、大蔵雅彦、宇波拓
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2008年08月27日
19:00 〜23:00
入場無料
カフェの中で、ラウンジDJと、VJによる映像がお楽しみ頂けます。
entrance freeですので、お気軽にお立ち寄り下さい。
VJ:山田融/木下英明/本間 麻理
DJ:金子裕之/町田真吾/他
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2008年08月28日
OPEN 19:00 START 19:30
adv. / door. 2,000 yen (+ 1Drink)
* 会場の都合もあり30名限定とさせていただきます。
メール予約 : herve@cmflg.com まで お名前・人数をご連絡ください。
Live :
Herve Boghossian (List/Raster-noton)
Chihei Hatakeyama (Kranky)
niflam (Pakchee+Kohei Matsumoto)
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2008年08月29日
18:00〜23:00
入場無料
Loop-Lineのbar timeはDJが入り、素敵な音楽で演出致します。
楽しいひとときをお過ごし下さい。入場無料なのでお気軽に!
This Month Guest D.J.
MIDORIYAMA
-billbord hits
Precious DJ
Osamu
-hiphop,R&B,soul,funk,jazz,mix
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2008年08月30日
OPEN 18:30 START 19:00
adv./door. 1,000yen (+1d)
* 会場の都合もあり30名限定とさせていただきます。
メール予約 : richard@cmflg.com まで お名前・人数をご連絡ください。
Live :
Richard Houghten (Boltfish Recordings)
cuushe (flau)
sokif (CMFLG)
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